RenVMの統合と採用を可能な限り容易にするという目標をさらに追求するために、RenBridgeとそのコードベースにいくつかの改良を加えました。改良点は2つあります。

UIの分散化

中央集権的なサービスから解放されたUIは、RenVMの分散化への道筋を示す多くのコンポーネントの一つです。RenBridge 2.1のリリースでは、注文の保存に中央集権的なシステムに依存しなくなりました。
トランザクションの保存にはFirebaseを使用せず、RenVM自体のストレージに依存しています。この仕組みは、ゲートウェイアドレスがnonceを生成することで実現しています。nonceは24時間のウィンドウとユーザーのウォレットアドレスから計算されるため、「ストレージ」はゲートウェイアドレスをスキャンすることで実現されます(1つのアドレスを1日分スキャンすることで注文を取得できます)。全体として、Firebaseのような外部のシングルエントリーAPIに依存していないため、より分散化されたdAppになっています。

フォークを簡単に

FirebaseはRenBridgeをさらに複雑にしていたので、上記を実装することで、新しいコードベースはフォークして稼働させるのがはるかに簡単になりました。さらに簡単にするために、Renチームは簡単なガイドを作成しました。クロスチェーンブリッジを作成したり、DeFiアプリケーションにRenVMを統合したりしたい場合は、RenBridgeをフォークすることから始めるのがよいでしょう。
チュートリアルは以下からご覧いただけます。

 

今後に向けて

RenBridge 2.1は近日中にリリースされる予定で、どのような新しいユースケースが生まれるのか楽しみです。ご不明な点がございましたら、いつでもご連絡ください。

それでは、

マイケル・バージェス、COO

レンとは

Renは、ブロックチェーン間の値の移動を可能にするオープンプロトコルです。

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原文:https://medium.com/renproject/forking-renbridge-6d9aff2c952a