
Renコア開発チームは、RenVM TestnetをGreycoreに対応させるための移行を発表できることを嬉しく思います。これは長い間待ち望まれていたことであり、Renの長期的ビジョンにおけるこの重要なステップを実現できることに興奮しています。GreycoreやTestnetのプロセス、メンバーについては以下をご覧ください。
なぜGreycoreなのか
すぐに非中央集権化することがセキュリティにつながるわけではない
RenVMテストネットには、Greycoreと呼ばれる半分散型のバリデータセットが導入されています。
ユーザーの資金の安全性はRenチームの最優先事項であり、Greycoreのコンセプトが最初に作られた理由であり、Renが2019年9月から遵守している漸進的分散化計画の不可欠な部分でもあります。これにより、ユーザーの資金の安全性を確保すると同時に、RenVMを時の試練に耐えうる分散型で信頼性の高いプロトコルへと移行させています。
RenVMは、開発チームが自信を持ってこの機能をMainnetの前の最終試験場であるパブリックTestnetで展開できる成熟度に達しています。
Greycoreの歴史やRenVMでの役割について詳しく知りたい方は、以下の資料をご覧ください。
2019年9月
メインネットのリリース計画
2020年3月
リリースまでの道のり
2020年8月
非中央集権化への道
Greycore Testnet
プロセスとメンバー
Greycoreは、今後数ヶ月の間にメンバーに個別に配布されます。その間に、フィードバックを取り入れ、できるだけスムーズなプロセスになるように修正していきます。
最初のメンバーであるBadgerDAOさんは、新しくリリースされたCLIツールを使って、すでにノードを立ち上げました。今後数ヶ月の間に、すべてのGreycoreメンバーでこのロールアウトプロセスを再現し、その進捗状況をコミュニティに報告していく予定です。この記事を書いている時点でのGreycoreメンバーは以下の通りです(変更の可能性あり)。
- BadgerDAO
- カーブ・ファイナンス
- Saber Finance
- ニコシア大学(UNIC)
- アイデックス
- ポリマー
- インフィニット・キャピタル
- ポリチェーン・キャピタル
- アラメダ